世の中の 人は何とも云はばいへ わがなすことは われのみぞ知る [信念]
世の中の 人は何とも云はばいへ わがなすことは われのみぞ知る(坂本龍馬)
薩長同盟を仲介し明治維新の立役者の一人となった坂本龍馬が10代の頃に作った句です。
司馬遼太郎氏の「竜馬がゆく」はソフトバンクの孫正義氏が愛読していた本でもありますが、現在の日本における坂本龍馬のイメージは「竜馬がゆく」によって形作られているといっても過言ではないでしょう。
私も「竜馬がゆく」のイメージで投稿をしているのですが、坂本龍馬は小さいころから愚鈍で、他の幕末の志士たちにくらべて非常に奥手であったようですね。
で、この句は、少年の頃、竜馬は父親から「廃れものになるか」と心配された時の竜馬の気持ちを詠んだ句であると言われています。
想像ですが、この当時の竜馬は大きな劣等感を持っていたと思われるのですが、 その劣等感こそが後に大きな仕事を成し遂げる原動力になったのではないでしょうか。
ビジネスの現場においては、周りの人の意見を大切にしなければならないことは確かですが、周囲の人が何と言おうとも、自分の心の中にある信念は失ってはなりませんね。
ところで、あなたは心の中に信念を抱いていますか?
世の中の 人は何とも云はばいへ わがなすことは われのみぞ知る(坂本龍馬)
竜馬がゆく (新装版) 文庫 全8巻 完結セット (文春文庫)
- 作者: 司馬 遼太郎
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2012/03/13
- メディア: 文庫
タグ:坂本龍馬